ノベルティ・オブ・ザ・イヤー2021が決定!
センパイ、今年もノベルティ・オブ・ザ・イヤーの季節がやってきました!
さっそく選考会を始めよう!
今回ノミネートされた5つをご紹介しましょう。
日本コカ・コーラ株式会社「コークTシャツ」
ノベルティにTシャツをチョイスする企業は少なくないものの、3000通りから色やデザインをカスタムできる自由度の高さが新鮮。
2枚もらえるため、カップルや友だちとのペアルックを楽しむことができる。
(記事 デザインは3,000通り!自分でカスタマイズできるペアTシャツが当たるキャンペーン!|NOVEZOニュース)
株式会社マルタイ「録音できるぬいぐるみ」
マルタイのキャラクターたちがキュートなぬいぐるみに。
録音機能がついているため、ボイスメモとして活用することもできる。
キャンペーンで起用した波田陽区さんにちなんだ残念賞のちょんまげもユニーク。
(記事 録音できるぬいぐるみが当たる、マルタイのキャンペーン!|NOVEZOニュース)
ほっかほっか亭「創業45周年記念フランク三浦限定コラボウォッチ」
某高級時計ブランドのパロディで有名な「フランク三浦」とまさかのコラボ。
ほっかほっか亭のロゴや刻印も入ったお茶目な腕時計に注目が集まった。
(記事 ほっかほっか亭の45周年記念フランク三浦コラボレーションキャンペーン!|NOVEZOニュース)
ノーベル製菓3ブランドのプレゼントキャンペーン景品が豪華過ぎる!!
ノーベル製菓株式会社「7インチタブレット&非接触式センサーポンプ&ワイヤレススピーカー」
ノーベル製菓の3ブランド「VC-3000のど飴」「はちみつきんかんのど飴」「のど黒飴」による同時開催キャンペーン。
キャラクターを模した豪華商品はもちろん1000名、3000名と当選者数が多いことも大きな魅力に。
(記事 ノーベル製菓3ブランドのプレゼントキャンペーン景品が豪華過ぎる!!|NOVEZOニュース)
江崎グリコ株式会社「ポータブル冷凍庫 パピ庫&パピコ型ハンディファン」
屋内外で使えるポータブル冷凍庫とパピコの形をしたハンディファンと、夏にぴったりなノベルティが誕生。
パッケージや商品そのものをデザインに取り入れることでブランドの世界観を存分に表現した。
(記事 パピコの新キャンペーンは、ポートブル冷凍庫「パピ庫」とパピコ型ハンディファン!|NOVEZOニュース)
今年も各社が工夫を凝らしたノベルティが揃ったぞう!
プレミさんはどれが気になった?
コロナ禍の生活にうれしい非接触式センサーポンプも、キャンプ人気をふまえたポータブル冷凍庫も、時代やトレンドをうまく反映していますよね。
ノーベル製菓のキャラクターグッズや江崎グリコの「パピコ」型アイテムなど、ファンなら絶対ほしいと思うデザインのものも気になりました。
なるほど。
それでいうと江崎グリコさんは、トレンドとブランドの両方を落とし込んだノベルティ作りに成功しているよね。
それに、注目すべきは「ポータブル冷凍庫 パピ庫」!
高性能な冷凍庫がもらえるなんて太っ腹だぞう。
キャンプ人気はもちろん、コロナで食品を買いだめする人が増えたことで冷凍庫の需要も増えていますもんね。
よし、それではノベルティ・オブ・ザ・イヤー2021のグランプリは江崎グリコ株式会社の「ポータブル冷凍庫 パピ庫&パピコ型ハンディファン」に決定するぞう!
さっそく、江崎グリコさんに受賞をお知らせしに行きましょう!
夏にうれしいポータブル冷凍庫&ハンディファンが「パピコ」仕様に
「パピコ」の販促担当を務める江崎グリコ株式会社・児玉さんのもとへやって来ました!
児玉さん、ノベルティ・オブ・ザ・イヤー2021グランプリおめでとうございます!
なんと江崎グリコさんは2年連続での受賞となったんだぞう。
ありがとうございます!
今日は受賞のお祝いとともに「ポータブル冷凍庫 パピ庫&パピコ型ハンディファン」の誕生秘話についてたっぷりとお話を伺いたいと思います。
児玉さん、まずは今回のノベルティについて教えてください。
2021年夏のキャンペーンに企画したノベルティは2つです。
まずA賞「ポータブル冷凍庫 パピ庫」はおうちで、野外で、そして車でもパピコをしっかりと冷やせるポータブル冷凍庫です。
そして、B賞にはハンディファンがほぼそのままパピコの形になった「パピコ型ハンディファン」を制作しました。
アイデアもデザインも楽しいうえに、どちらも夏に役立つグッズだぞう
今回、冷凍庫とハンディファンを選んだのはなぜですか?
私たちにはノベルティを通して「パピコ」をより身近に感じてもらいたいという思いがあるのですが、今回はそれに加え、盛夏期に向けて「パピコ」を何度も手に取ってもらえるようなノベルティを作ろうということになりました。
そこでまず、コロナ禍で注目度が高まっている“セカンド冷凍庫”に着目して「パピ庫」のアイデアが生まれたんです。
「パピコ型ハンディファン」は、今や夏に欠かせないアイテムとなったハンディファンがパピコ型になったら、というアイデアからです。
ハンディファンも「パピコ」も握って持つものなので、そこに親和性も感じました。
試作を繰り返したデザインに「パピコ」の魅力を詰め込んだ
どちらのノベルティも時流に合っているから、ほしい人が多そうだぞう。
デザインも可愛いですよね!
デザインは今回、最もこだわったポイントです。
「パピ庫」は当初「パピコ」のイラストを散りばめたインテリア性のあるデザインだったんです。
でも、パピコを身近に感じてもらうには何か足りない。
何度も作り直した結果、パッケージを大きく配置することであえて日常に違和感を生むデザインにしました。
お部屋に置いていただくと仕事中も、テレビを見ていても目に入りますよね(笑)
たしかに、この冷凍庫を見ると「パピコ」が食べたくなってくるぞう!
「パピコ型ハンディファン」のデザインもこだわりにあふれていますね!
最初は「パピコ」の上にファンがついているデザインだったんです。
でもパピコのふた部分、私たちは「パピコの“アレ”」と呼んでいるんですが……その部分がファンになった方が楽しいんじゃないかということになって。
「パピコの“アレ”」って、以前のキャンペーンではスマホリングになっていましたよね。
今回は持ち手も「パピコ」で、まるで本物を持っているみたいですね。
ほぼ「パピコ」と同じサイズ感だったり、より本物に近い色味だったりと、リアリティにこだわりました。
いつも一緒に施策を検討してくださる製作会社のご担当の方も「パピコ」の魅力や私たちの要望をしっかりと理解してくれて、何度も試作に付き合ってくださったんですよ。
「パピ庫」は50名、「パピコ型ハンディファン」は800名に当選したんですよね。
う〜ん、選べない!
両方ともほしいぞう。
2つとも豪華だしクオリティが高いから、それぞれ別のキャンペーンでも成立しそうですよね。
私もそう思いました(笑)。
今回のキャンペーンではどちらをノベルティにするか悩んだところもあるのですが、社内でヒアリングしてみたところ「パピ庫」がほしい人と「パピコ型ハンディファン」がほしいという人で意見が分かれたんです。
そこで「これはどちらもやるしかないな」と欲張ることに。
お客さまに喜んでもらえる自信はありましたが、キャンペーンが始まるまでは不安もありました。
どんなことですか?
これまでは3〜5個の商品ご購入で応募できるキャンペーンがほとんどだったのですが、今回は景品表示法などの兼ね合いもあり「パピ庫」に応募する場合は商品が10個必要(※袋タイプの「パピコ」の場合)ということになったんです。
「応募のハードルが高いのでは」という心配がありました。
なるほど。
実際の反響はどうでしたか?
キャンペーン開始後はSNSで「これは参加しなきゃ!」「『パピ庫』のために一気に10個買いました!」と投稿してくださる方が多く、商品の購入個数も昨年のキャンペーンと比べ約175%という結果に。
「ノベルティの魅力が伝わったんだ」ととてもうれしかったです。
「可愛い!」の直感を大切に、「パピコ」シーンがより楽しくなるノベルティを
昨年ノベルティ・オブ・ザ・イヤーを受賞した「カプリコ」も今回の「パピコ」もそうですが、江崎グリコさんはいつも斬新でユニークなノベルティを作っていて驚かされますよね。
うんうん、毎回キャンペーンが発表されるたびにびっくりするぞう!
でも、アイデアが尽きることってありませんか……?
企画を生む秘訣は何なのでしょう。
企画会議ではいつも「こういうノベルティがあったら面白いんじゃないか」「もっと見た目にインパクトのあるものを」と、活発に意見を交わしていますが、なかなか新しいアイデアが生まれず苦しい時ももちろんあります。
企画のために他社のキャンペーンをリサーチするのはもちろん、私の場合は東急ハンズさんやロフトさんなど、トレンドをいち早く知ることができるお店によく足を運んでいます。
また、ノベルティがSNS上で映えるかどうかという観点も重視しているので、SNSの投稿もよくチェックします。
今回は、自宅の冷凍庫に「パピコ」をぎっしりと詰めたファンの方の投稿を発見したことも「パピ庫」制作の大きなヒントになりました。
わかる!
「パピコ」って期間限定商品はすぐ売り切れたりするから、僕もいつも買いだめしてるぞう。
(そうなんだ……)
「パピコ型ハンディファン」なんて、当選したら絶対インスタにアップしたくなりますよね。
あと私、実は昔から食品のパッケージがデザインされたグッズが大好きなんです。
お菓子の柄のメモ帳とかポーチとか、目にするとつい手に取ってしまいます。
私と同じ趣味の人も多いと思うんですが、そうした人にとってデザインが可愛らしいことってとても大事だと思うんです。
だから今回の「パピコ型ハンディファン」の企画時も、パッと見て「可愛い!」と思えるかどうかの感覚を大切にしていました。
なるほど。
今回のリアルでキュートなデザインには、児玉さんのノベルティ愛が詰まっていたんですね!
そんな児玉さんから販促担当者へのメッセージをお願いしたいぞう。
私が手がけるアイスは気温などの外的要因に左右されやすい商品なのですが、ノベルティを通して食べるシーンを提案することもできます。
たとえば、昨年の冬のキャンペーンの「パピこたつ」などもそのひとつです。
苦しい時もあるとは思いますが、新しいシーンを届けられる醍醐味を味わうことができるのがこの仕事の喜びではないでしょうか。
児玉さんは今後、どんなノベルティを作りたいですか?
「パピコ」はブランドの軸に“リフレッシュ”を掲げているのですが、それをより良く演出できるようなノベルティを作っていきたいです。
お客さまによりパピコを食べたいと思ってもらえたり、喜んでもらえたらうれしいです!
これからも「パピコ」のノベルティに注目だぞう!
児玉さん、ありがとうございました!
さすがノベルティ・オブ・ザ・イヤー受賞!
ノベルティに込められた児玉さんの「パピコ」愛がひしひしと伝わってきたぞう。
何だか、早くも来年の開催が楽しみですね!
もっとたくさんの企業に参加してもらえるようにしたいですね。
ところでセンパイ、さっき「パピコ」を買いだめしてるって言ってましたけど、まさか、社内の冷凍庫に……?
(ギクッ)
もちろん、プレミさんにも分けてあげるぞう!
さあ、帰って「パピコ」でリフレッシュしよう!
私、「チョココーヒー」が食べたいです!
ノベルティ、プレミアムグッズについて相談をしたい方は、お気軽にNOVEZOにお問い合わせください。
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取材先:江崎グリコ 児玉 佳菜子さん
江崎グリコ株式会社 セールス本部カテゴリー推進室
2015年に入社後、食品部門の営業職を経験。現在は冷菓部門において「パピコ」「パピベジ」「大人シリーズ」などの販促施策を担当。一番好きな「パピコ」はホワイトサワー。「特に冬季限定の『ホワイトサワー 濃い味』が最高です!」
- 江崎グリコ(Glico) :https://www.glico.com/jp/
- 企画・編集・撮影:
- NOVEZO編集部
- ライティング:
- 山森佳奈子
- 協力:
- 江崎グリコ株式会社