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これで販促のアイデアに困らない!販促物の種類と成功事例

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販促のアイデアはたくさんあり、商材や目的に合った種類を選んで実行する必要があります。商材や目的に合っていないと、どんなに労力をかけても成果につながりません。

今回は販促のアイデアをいくつかをピックアップし、成功事例などとともにお伝えします。ぜひ、プロモーションのヒントにしてみてください。

ポイントサービス

ポイントサービスは鉄板の販促方法です。ポイントを貯めて割引サービスを利用できたり、商品や景品と交換できたりとお得な特典を受けられるので、顧客はお得感を実感でき、継続利用しやすくなります。

ダスキンの家事代行サービス「メリーメイド」は、プレゼントカタログ「メリーゴール」を10年以上前から導入しています。定期利用しているユーザーは継続してポイントが貯まっていく仕組みで、商品への交換率は上々。交換商品をダスキンスタッフが直接届ける点はダスキンならではの強みで、顧客との関係性構築に貢献しています。このように、ポイントサービスは継続利用を促し、リピーター創出に効果的な販促アイデアです。

チラシ配布

地域密着型のサービスであれば、チラシ配布もいまだに有効な販促アイデアです。先ほど紹介したダスキンも、新規顧客獲得の要は各家庭へのチラシ配布。チラシはユーザーのニーズを捉えるのがカギです。地域性に加えて、梅雨ならカビ対策、年末なら大掃除キャンペーンというように、季節のお悩みを踏まえてチラシを作成し、配布しています。

また、チラシではキャンペーン限定価格を打ち出すのもポイント。ダスキンは初回特別料金でトライアルを促したり、期間限定価格でキャンペーンを実施したりと、さまざまな施策を通じて定期利用へとつなげています。

ポスティング以外にチラシの配布場所をつくると間口が広がります。ダスキンはマンションのエントランスや病院など、利用者層が集まりやすい場所でパンフレットを配布しています。さらに、産婦人科には産前産後の母親向けのプランを紹介するリーフレットも。家事に労力を割けなくなる女性のニーズを捉えて配布しています。

こうした展開は、法人向けのサービスも実施していて、各施設との関係ができているダスキン独自の強みでもあります。法人と個人の両方にサービス展開している企業であれば、こうした相乗効果を生む横の展開も販促アイデアに盛り込んではいかがでしょうか。

パッケージデザイン

株式会社宣伝会議「第 11回販促会議 企画コンペティション」グランプリ「SkinLife for School」
株式会社宣伝会議「第 11回販促会議 企画コンペティション」グランプリ「SkinLife for School」

パッケージは商品の広告そのもの。当然、秀逸なパッケージデザインは販促効果も抜群です。消費者が「買いたくなる」デザインのパッケージは、コストパフォーマンスが高い販促アイデアだと言えるでしょう。

2019年の第11回販促会議企画コンペティションでグランプリを獲得したのは、パッケージデザインを軸にした販促アイデア。牛乳石鹼共進社が「女子高生が友達に化粧水『スキンライフ』をお勧めしたくなるアイデア」を募集し、「化粧水をペン型にし、筆箱に入れて持ち歩けるようにして女子高生の口コミにより認知拡大を図る」という販促企画がグランプリを受賞しました。

ペン型のパッケージは、女子高生が毎日通う学校になじむデザイン。授業中でも使え、先生にも怒られず、斬新なデザインで友達にシェアしたくなる、といったデザインで、販促に直結しています。このように、ユニークなアイデアで企業課題を解決するデザインを取り入れるのも立派な販促です。

定期サービス

定期サービスの導入もひとつの販促アイデアです。お得な定期価格を設定することで、顧客の離脱を防ぎリピーター確保を期待できます。とはいえ定期サービスの申し込みはハードルが高いのも事実。価格のほかにも定期利用ならではの付加価値をつけて、ブランドの固定ファンになってもらう必要があります。

固定ファンづくりに適しているのが、定期的なリーフレットの配布。先述した家事代行サービス「メリーメイド」は、会報誌「クオリティタイムス」を年に4回発行し、スタッフが顧客に手渡ししています。一番目立つ表紙にはサービスの特徴や思いを、中面には「ホットワインでリラックスした生活」「五感で楽しむ和食器の活用法」といった暮らしのヒントを掲載して、良質な読み物に仕上げています。こうしたツールでマンネリ化を防ぐのも、定期サービス普及のカギです。

来店者へのプレゼントキャンペーン

ソフトバンクモバイル「家族でチャレンジ!お父さんガチャキャンペーン」
ソフトバンクモバイル「家族でチャレンジ!お父さんガチャキャンペーン」
© SoftBank Corp.
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20141217_02/

販促の肝は、競合他社との差別化でもあります。商品やサービス事態での差別化が難しい場合、そんな時に取り入れたいのがプレゼントキャンペーン。来店者へのキャンペーンは、それ自体が店舗に足を運ぶ理由になり、差別化につながります。

ソフトバンクが店舗にガチャの自販機を設置し、来店者にCMで人気の「お父さん」グッズのプレゼントキャンペーンを実施したところ、ガチャを回して中身を確認するまで販売員が接客できました。通常の来店だとパンフレットを渡すだけで終わりがちな接客も、来店限定のキャンペーンならば顧客との会話が生まれ、営業できるのです。営業力に自信がある場合におすすめの販促アイデアといえるでしょう。

ノベルティ配布

ノベルティも王道の販促アイデアです。顧客が喜ぶアイテムを選び、推したい商材とノベルティを掛け合わせ、効果的なキャンペーンにつなげるのがポイントです。ノベルティを数多く配布しているソフトバンクは、常に目指している目標や抱えている課題を意識し、目標達成や課題解決ができるノベルティ配布を心がけています。

さきほど紹介した「お父さん」グッズのガチャは、「白戸家」という家族をCMで描き続けてきたことによって培われた高いブランド力とキャラクターの人気が土台にありますが、家族連れの来店を増やすという目標を達成するために、子どもだけでなく大人もノスタルジーを感じてワクワクするガチャの自販機をフックにしました。ガチャは2人以上の家族来店でチャレンジできます。その結果、キャンペーンの来店者数は累計200万人以上、コストパフォーマンスも前年比120%と高い販促効果を発揮したのです。

コラボレーション企画

人気のキャラクターや他社ブランドとのコラボレーションは、新規顧客を生み出し、ブランドイメージを定着させることにもつながります。とはいえ、まったく違うターゲット層を持つブランド同士がコラボレーションしてもうまくいきません。販促のポイントは、同じターゲット層と似た世界観を持っているブランドとコラボレーションすること。そうすれば高い相乗効果を発揮できます。

このポイントを踏まえてコラボレーション企画を成功させたのが、ポッキーとスヌーピーのキャンペーンです。CG/3D 映画『I LOVE スヌーピーTHE PEANUTS MOVIE』が公開されたタイミングで、江崎グリコの「ポッキー」と漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」のコラボレーションキャンペーンが実施されました。期間限定商品として「ピーナッツポッキー」を販売し、スヌーピーファンを取り込んだのです。

ポッキーの核となる価値は「share happiness!」、つまりシェア。同キャンペーンの目的は「ポッキーをシェアする機会の多発化・自発化」でした。消費者がまわりの人たちとポッキーをシェアして楽しさを体験し、人間関係を豊かにすることを目指しています。漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」ではスヌーピーを中心にさまざまなキャラクターが豊かな関係を築いており、ファン層も若い女性が中心。コラボレーションの対象として理想的です。こうしたキャンペーンでは、開始前に販路の確認などを入念に行って準備するのがポイント。コラボレーション企画はメディアにも取り上げられやすいので、プレスリリースも行いましょう。

販促アイデアは豊富にありますが、成功した事例を分析するといずれも消費者のニーズを捉え、求められる仕組みをつくっています。ご紹介したアイデアを参考に、ブランドの立ち位置を捉え、魅力を最大化する販促を考えてくださいね。

ノベルティ企画・制作会社をご紹介します

ライティング:秋 カヲリ

三度の飯より執筆が好きなライター・コピーライター・心理カウンセ ラー・YouTuber取材メディア「スター研究所」編集長。求人広告・化粧品広告のマーケティング&制作、社史制作を経て、2016年より フリー。得意分野は心理カウンセリング、採用・人事、マーケティング、美容、恋愛・結婚。都内在住、一児の母。

編集:
NOVEZO編集部

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