あーあ。
今年もお盆休みの帰省は見送りだ。
コロナ禍に入ってから一度もじいさんとばあさんの顔見てないよ・・
なんとか元気づけてあげる方法はないかな。
私もですよ、センパイ。
だから、敬老の日におじいさんとおばあさんに贈り物をしたらいいかなって、今調べているところなんです。
贈り物っていいね。
僕もそうしようかなあ。
敬老の日に贈って・もらって嬉しいグッズがたくさん
敬老の日に贈りたいと思えるグッズがいっぱいあるんですよ!
豊富でびっくりしました。
例えば、⾳声認識ぬいぐるみの「しばいぬコウタ」。
「ワン!僕が3時をお知らせしまーす」なんて喋ってくれるんだね。
特に、一人暮らしのおじいさんやおばあさんには、喜んでもらえそうなプレゼントだぞう。
孫の絵や手形がプリントされたハンカチを
あと、孫に会いたいけど会えない、今だからこそ贈りたいプレゼントも目白押しですよ。
孫の絵がハンカチになるというサービスも見つけました。
原画を送るだけで、特殊染料でプリントを施したハンカチが完成しますよ。
世界に1枚しかないハンカチ。
こんなの貰ったら絶対うれしいぞう。
でしょう?
敬老の日に何かを贈りたいと思っている子・孫世代が多いことが、こんな商品やサービスの活況から読み取れますよね。
販促の視点でも、敬老の日はキャンペーンのきっかけとして良い機会かも。
そうですね。
実際、敬老の日に合わせて行う販促キャンペーンは、効果が高いと言われていますよ。
その理由を、ターゲットにすべき世代と効果的な販促方法も含めて説明しましょう。
敬老の日に子・孫世代向けSNSキャンペーンをすべき5つの理由
敬老の日はプレゼント需要が高まる
まくら株式会社が20代~50代の男女を対象に、敬老の日のギフトについて調査した結果では、敬老の日に毎年プレゼントを贈っていると回答した人が36.7%、毎年ではないがときどき贈っていると回答した人が34.3%でした。
合計で、71.0%。
特に何もしないという回答が17.0%ですので、何らかのプレゼントを贈る人の割合が大きく上回っています。
1年のうち敬老の日とは、人にプレゼントしたい気持ちが大きく高まるタイミングと言えますね。
確かに。
僕も敬老の日が近づくと、じいさんとばあさんの好物を贈ろうかなとか、考えるぞう。
じいさんもばあさんも、僕からのプレゼントは満面の笑みで喜んでくれるから、贈る方も嬉しい気持ちになるんだよね。
購買意欲の高い13歳~49歳のコアターゲットを狙える
そして、敬老の日にプレゼントを贈る側は、子・孫世代。
ちょうど購買意欲の高い13歳~49歳のコアターゲット層と合致するのですよね。
テレビでも、視聴率を押し上げているのは高齢層だけど、スポンサー側のニーズは若者層にあるから、彼らをターゲットにした番組作りをしているしね。
特に新商品は、まず若者の世代が買って試してから、徐々に高齢層にも定着していくよ。
敬老の日は、コアターゲット層に自然に販促できる絶好の機会ですね。
SNSリテラシーが高い孫世代
子・孫世代をターゲットとして敬老の日キャンペーンを行うと、効果的ということは間違いなさそうだぞう。
次は、子・孫世代に向けてどんな訴求方法を採用するかだな。
それが、孫世代は、デジタルネイティブ・SNSネイティブ・スマホネイティブであるZ世代(9歳~21歳)ともピッタリ一致するのですよね。
この世代は、SNSリテラシーが高いという特徴があります。
むむー。
これは、「SNSを中心とした販促」、一択だね。
SNSキャンペーンは拡散力が高い
孫世代はデジタルネイティブだからという理由以外に、他の販促方法と比べてSNSキャンペーンは拡散力がダントツです。
確かに。
敬老の日のプレゼントって心温まるし、「じいちゃん・ばあちゃんに贈り物した」って、友達にもちょっと言いたくなるよね。
SNSキャンペーンのハッシュタグを工夫すれば、友達の友達もキャンペーンに乗ってくれそう。
何と言っても、SNSだと応募が気軽・簡単にできるから、応募の数が集まりやすいです。
コロナ禍で帰省しにくい今だからこそ効果的
株式会社くらしにくふうが行った「2021年 夏の過ごし方」に関する調査によると、2020年夏に帰省しなかった人は80.4%です。
うわあ。
僕も80.4%のうちのひとりだぞう。
でも、コロナ禍で帰省しにくいからこそ、おじいさん・おばあさんを贈り物で元気づけたい気持ちが高まるのは自然な成り行きだよね。
私達、孫に会いたいけど、今はそう言えないおじいさん・おばあさんの気持ちを知っているからこそ、私も敬老の日という言葉に過敏に反応してしまうんですよね。
「敬老の日におじいさん・おばあさんに想いを馳せる気持ち」に寄り添って成功したキャンペーンには、どんな事例があるかな。
はい。
子・孫世代を対象とした敬老の日SNSキャンペーンでは、こんな事例がありましたよ。
いずれも、素敵なキャンペーンなので紹介しますね。
敬老の日を狙った販促・SNSキャンペーン成功事例
Instagramでフォトコンテスト 岡山トヨペット株式会社
インスタグラムを活用してフォトコンテスト形式の販促キャンペーンを行ったのが、岡山トヨペット株式会社。
優秀な作品の投稿者には1万円分の商品券が贈られました。
うわぁ。
どの写真も優しい表情が良く撮れているね。
SNSなんてなかった時代を生きてきたおじいさん・おばあさん。
優秀賞に選ばれなくても、びっくり嬉しいよね。
超シンプルな応募方法で商品名を覚えてもらう 株式会社エポックケミカル
応募が簡単で手軽というのがSNSの優れたところ。
公式Twitterのツイートに設置されたボタンからクイズの答えを選択すると、自動的にツイートが生成。
それをそのまま投稿すれば応募完了という超シンプルな販促キャンペーンを行ったのが、「らくやきマーカー」。
「らくやきマーカー」って何だ?
ふむふむ。
僕も応募してみたら、陶器などに描いてオーブンで焼くと簡単にオリジナルアイテムが作れちゃうマーカーのことって分かったよ。
すごく楽しい商品だねえ!
すごく面白い商品なのに、毎日使うようなグッズではないために、その魅力どころか名前も伝わらないなんて残念ですよね。
だからこそ、敬老の日をきっかけに、知名度アップに注力したSNSキャンペーンを展開したのですね。
「らくやきマーカー」はおじいさん・おばあさん世代も楽しめる商品だし、敬老の日と商品の特徴を絡めて訴求するところが絶妙だねえ!
個人経営・小規模企業でもSNSなら勝てる 伊藤ぶどうファーム
大規模な販促キャンペーンは大規模企業にしかできないけど、SNSの世界は企業規模関係なし。
長野県のぶどう園の三代目も、SNSでの販促で成功した人の一人ですよ。
本当だ。
プレゼントへの応募方法は至ってシンプルだね。
Twitterアカウントをフォローして、キャンペーンのツイートをリツイートするのみ。
プレゼントキャンペーンをする場合、タイミングをいつにするかは迷うところですよね。
老若男女みんなが好きなぶどうの場合、いつキャンペーンをしても良さそうですが、ぶどうの最盛期と贈り物をする人が増える敬老の日とに合わせて展開している点、秀逸です。
まとめ
敬老の日に合わせ、子・孫世代に向けたSNSキャンペーンがおすすめな理由について紹介してきました。
敬老の日に合わせたキャンペーンは、温かくポジティブでイメージも良いから、販促を超えて、企業ブランドの印象アップも期待できそうですよね。
1年のうち、敬老の日のように、贈る側も貰う側も、販売する企業も、皆が幸せな気持ちになれるイベントやきっかけってあまりないかも。
是非、機会を逃さずに販促に活かして欲しいぞう。
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- コンドウマリ