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知っておきたい!ノベルティの販促効果を高めるコツ5選

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顧客に直接アプローチするダイレクトマーケティングが強い

顧客に直接アプローチできるダイレクトマーケティングは、近年ますますマーケターに注目されるようになりました。ダイレクトマーケティングで顧客と直接結びつくと、商品やサービスに対する愛着を生み出しやすくなります。商品やサービスだけではなかなか差別化できない場合、ノベルティを活用したダイレクトマーケティングに挑戦してはいかがでしょうか。

直接ターゲットに無料配布して商材の販促を行うノベルティは、ダイレクトマーケティングの一種です。ノベルティをつけることで独自の付加価値をプラスでき、競合優位性を確立できます。流通においても目立ったノベルティがついている商品は、仕入れ数が増加したり陳列棚が確保しやすかったりと優遇されやすい傾向があります。

ダイレクトマーケティングにまだ力を入れられていない企業や、ダイレクトマーケティングの手法に迷っている企業は、まずノベルティ配布からはじめるのがおすすめ。販促効果が高く、顧客との接点強化にもつながる施策です。

ノベルティの費用は「20%」が目安

ノベルティの費用は「20%」が目安

ノベルティは非売品なので、一般的な有料アイテムより満足度が高いのがメリット。場合によっては、むしろコストパフォーマンスが高い販促手段だとも言えます。高級感よりもホスピタリティのあるノベルティが好まれるので、アイデア次第で好感度が高い販促アイテムを生み出せるでしょう。費用が限られている企業こそ、積極的に活用したい販促手法です。

とはいえ、極端に費用を削るのもおすすめできません。一般的に、新規顧客の獲得費用はリピーターの獲得費用に比べて高く、新規顧客はリピーターの5倍にも昇るとも言われています。ノベルティの目的が新規顧客獲得なのであれば、ある程度の費用をかけて取り組むべきです。

ちなみにほとんどの場合、新規顧客獲得のために使われる費用は広告費から捻出されます。広告費対売上高比率は多くとも20%程度だとされています。ノベルティを製作する際も、迷ったら20%を目安に計画を立てると良いでしょう。

購買意欲を高めるノベルティにする

ノベルティの販促効果を最大化させるには、顧客の購買意欲を高めるノベルティにするのがポイントです。商品力が高くても知名度が低い場合、販促施策としてブランディングを行う必要があります。ブランドの価値がうまく伝われば顧客に「買いたい」と思わせることができるでしょう。単にお得感を伝えるノベルティよりも、ブランドの思いが伝わるストーリー性が高いノベルティをつけるのが効果的です。

ブランドへの愛着を高めリピーターを創出したい場合には、モノだけではなくコトもノベルティにするのがおすすめです。たとえばスタンプラリーを周れば景品がもらえるなど、顧客に少しの時間や労力をかけさせるとブランドへの愛着を高めるきっかけとなります。

一方、実用性が高いノベルティが適している商品やサービスもあります。たとえば化粧品や洗剤などです。これらの商品は「肌を保湿する」「洋服の汚れを落とす」といった目的のための手段として存在します。こうした目的に沿ったノベルティのほうが訴求効果を高められます。化粧水ならば、それに合わせて使う乳液や美容液を、洗剤ならば漂白剤をノベルティにすると、消費者の目的に合った付加価値がつけられ、購買意欲を高めやすくなるでしょう。

ノベルティをコミュニケーションのきっかけにする

ノベルティをコミュニケーションのきっかけにする

通販であったり、あまり店舗数がなかったりと、顧客との接点を増やしたい場合はノベルティで顧客との双方向コミュニケーションを持つきっかけをつくるのもおすすめです。先ほどご紹介したように、SNSでハッシュタグをつけて投稿するとノベルティを受け取れるようにすると、双方向コミュニケーションを実現できます。

SNSは優秀なコミュニケーションツール。ノベルティを応募型にして、応募の手段としてSNSでのコメントやシェアなどを条件付けるのもおすすめです。応募に必要な工数が顧客との関係性構築・愛着形成につながります。購入後の「その商品・サービスを使ってどんな体験ができたか」といった感想だけでなく、購入前に「その商品・サービスを使ってどんな体験をしたいか」といった期待感を発信してもらうのも効果的。消費者自身が発信することで口コミ効果も期待できます。

「長く使える」「環境にやさしい」ノベルティにする

時代に合ったノベルティにするのも得策です。鉄板とも言えるのが「長く使えるノベルティ」と「環境にやさしいノベルティ」。

長く使えるノベルティは捨てられにくく、長く手元に残るのでブランドの存在が常に身近に感じられるようになります。ふとしたきっかけで思い出してもらえれば、新規顧客にもリピーターにもなりやすいでしょう。何度も見返したり身に着けたりできる、クオリティが高く経年劣化しにくいものを製作すれば、日常的にブランドに触れてもらえます。

環境にやさしいノベルティは、地球温暖化を抑制するなど自然を守る一助になるため、本来ノベルティに興味を示さない消費者もボランティア感覚で「せっかくなら」と手に取りやすくなるうえに、ブランドイメージ改善も期待できます。

近年、各企業が重視しているのが「サステナビリティ」。環境・社会・経済の観点から、持続可能な社会を構築していく考え方のことで、企業は事業を通じてこの考えに貢献し、長期的にビジネスを続けられるようにする視点「コーポレート・サステナビリティ」を持つべきだと言われています。こうした面からも、環境にやさしいノベルティの配布は「環境にも配慮した取り組みをしている企業」というプラスのイメージをもたれることにつながるでしょう。

ご紹介した5つのポイントを踏まえ、ノベルティで販促を効果的に行い、売上アップさせましょう!

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企画・編集:
NOVEZO編集部
ライティング:
秋カヲリ

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