2022年度以降、新しい販促キャンペーンの手法を模索しているなら、絶対おすすめなのがYouTube(ユーチューブ)アニメです。
YouTubeアニメとは何か、代表作を紹介しながら解説します。
YouTubeアニメとは?漫画と動画のいいとこ取り
アニメーションでもない、漫画でもない、「YouTubeアニメ」という新しいメディアが登場。
YouTubeアニメとは、漫画のコマに声優が声をあててアニメ風にした動画のことで、「漫画動画」と呼ばれています。
アニメーションよりも、早くかつ簡単に制作できるため、タイムリーに配信できる上、 制作費が安く済むという特長があります。
YouTubeアニメの代表作を紹介
では、実際のYouTubeアニメを、代表作を挙げながら見てみましょう。
P丸様。
ノートの端っこに描いたようなキャラクターたちが可愛らしいショートアニメ、「ゆるふわ~」。
お金持ちだけどちょっと変なお嬢様と、やさしそうだけど残念な執事が繰り広げるドタバタショート「お嬢様と執事」。
どれもシュールなオチが癖になると人気が高い、YouTubeアニメのクリエイター「P丸様。」
FULMA株式会社が小学生335人を対象に行った調査、「小学生に人気のYouTuber調査」でも、堂々第5位にP丸様。がランクインしています。
P丸様。は、オリジナルキャラクターに自身でアフレコをするという方法で、続々と短編YouTubeアニメを投稿しています。
「早く簡単にオリジナルで制作できる」という、YouTubeアニメの特長を上手く活かして成功したクリエイターの一人です。
からめる
動画投稿時にちょうどプリンを食べていたからという理由で「からめる」という名前にしたという、動画クリエイター「からめる」氏。
シンプルなイラストと、ゆるい見た目から想像できない鋭いツッコミとシュールなオチが「笑いのツボにハマる」と根強い人気です。
自称「クソ動画クリエイター」を名乗るものの、SNSを中心に知名度が高く、2021年には月刊コロコロコミックにて「からめる」の連載がスタート。
GATSBYとコラボして泡洗顔のスタンプ制作や、「星のカービィシリーズ」の公式絵本の発売など、オンライン・オフラインの区別なくコラボレーションの輪を広げています。
最新のYouTubeアニメランキング
最新のYouTubeアニメランキングを紹介します。
紹介した「P丸様。」や「からめる」も、TOP3に堂々のランクイン。
ただし、面白いと評価の高いYouTubeアニメが続々と誕生しており、今後のランキングの動向も見逃せません。
1位「フェルミ研究所 FermiLab」
チャンネル登録者数: 2,100,000
「面白くてためになる漫画動画チャンネル」をキーワードに、複数のクリエイターによるYouTubeアニメが配信されています。
2位「P丸様。」
チャンネル登録者数: 1,970,000
主にオリジナルキャラクターにアフレコをする短編アニメ動画を投稿している、マルチエンターテイナー「P丸様。」によるチャンネル。
3位「からめる」
チャンネル登録者数: 1,950,000
シンプルなイラストやシュールなオチで人気を集めているYouTubeアニメ。
YouTubeアニメの特長「早く簡単にオリジナルで制作できる」がキャンペーンにはもってこい
YouTubeアニメには「早く、簡単に作れて、 オリジナルで制作できる」という特長があります。
その理由を、30秒ほどのアニメを作ると仮定して、通常のアニメーション制作と比較しながら説明します。
通常のアニメーションを制作する場合
通常のアニメーションの制作ステップ
- シナリオを作る
- 絵コンテを作る
- 原画を描く
- 中割を描く
- 編集ソフトで動画化する
- 音声を収録する
- アニメとしてまとめる
制作期間:約1ヶ月
YouTubeアニメを制作する場合
YouTubeアニメの制作ステップ
- シナリオを作る
- 漫画を作る
- 音声を収録する
- アニメとしてまとめる
制作期間:約14日
YouTubeアニメ は制作ステップがシンプルな分、通常のアニメーション制作と比較して、制作期間が短くて済むことが分かります。
まとめ
NOVEZOが調査したところ、YouTubeアニメをキャンペーンに使った事例は、まだありませんでした。(2022年1月現在)
一方、「早く簡単にオリジナルで制作できる」というYouTubeアニメの特長は、販促キャンペーンとの相性が非常に良いため、見逃せません。
YouTubeアニメをキャンペーンで使ってみたいという方は、販促手法に関するノウハウのあるNOVEZOに、是非、お問い合わせください。
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- 企画・編集:
- NOVEZO編集部
- ライティング:
- コンドウマリ